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      協 会 活 動 (ワークショップ開催報告)


2012.12.13
第2回日・南アフリカ水資源管理ワークショップ開催支援
Support for 2nd South Africa - Japan Workshop on Water Resources Management-2012年11月7日-

 

主催

国土交通省、南アフリカ国水省

開催日

2012117日(水)

参加者

【日本側】

 国土交通省、()水資源機構、東京都、

民間企業 ほか

【南ア側】

水省、Rand Water ほか

開催地

東京

会場

東海大学校友会館(霞が関ビル35)

会議の

目的

我が国の水災害に関する防災技術、水資源確保のためのダム操作技術、及び自治体の下水処理に関する課題と能力向上などの政策・技術を紹介するとともに、これらに関する南アフリカ国の取り組みについて情報交換を行う。

 
1.はじめに

 本ワークショップは、南アフリカ政府の高い関心のもと、我が国の水資源管理技術や防災技術、下水道再生水利用、アセットマネジメントなどの政策・技術を紹介するとともに、これらに関する南アフリカ国の取り組みについて情報交換を行った。これにより各分野に係る我が国の技術や経験に対する南アフリカ国側の理解を深めるとともに、両国の協力関係を一層強化することができた。

冒頭、菊川技監より今回のワークショップの開催概要が紹介されるとともに、南アフリカ国マブダファシ水・環境副大臣より今回のワークショップ開催への感謝が述べられ、南アフリカにおける水管理の課題が紹介された。


開会式で挨拶を行う菊川滋技監
(2012年11月7日 IDI撮影)

開会式で挨拶を行うリジョイス・
マブダファシ副大臣
(2012年11月7日 IDI撮影)
2.南ア側発表内容
<水省>
  • 南アフリカ国の水災害状況について、過去の水害状況、国と地方自治体の役割分担や取組が紹介され、能力強化や災害リスク評価など今後の課題が示された。
  • 南アフリカ国の上水道供給及び下水処理について、技術者の能力強化、エネルギー効率等の課題と取組が紹介された。
  • 南アフリカ国の水資源管理施設に関して、老朽化した施設の耐用年数が超過する以前に適切な維持管理が行われることの重要性が強調された。
<Rand Water>
  • Rand Water社の歴史、事業概要及び実施中の各プロジェクトの内容について紹介があり、鉱山廃水処理時に発生するスラッジの処分や処理水の再利用といった課題が示された。
<ウォーター・リサーチ・コミッション>
  • ウォーター・リサーチ・コミッション (WRC)に関して、水資源の調査と開発に係る研究、より効果的な技術情報の提供、水セクターの能力向上等の役割が説明された。
3.日本側発表内容
<国土交通省>
  • 流域管理の状況、水災害による被害軽減、情報収集及び伝達手法について説明された。
  • 日本下水道事業団の活動概要紹介、地方公共団体と民間企業との連携した取り組み、下水道分野における海外への展開状況について説明された。
<水資源機構>
  • 水資源管理施設の操作と維持管理について説明された。施設の操作については、利害関係者間の調整を図り、計画段階から施設の操作を考慮しておくこと等が述べられた。また、施設の維持管理における日常点検の重要性について説明された。
<東京都>
  • 東京都の下水道の管路更生事業(管路施設の整備状況、診断手法、更新工法の選択手法、施工管理)が説明された。
<民間企業>
  • 積水化学工業(株)からは管路更生技術、(株)清水建設からは海外における水インフラ事業の実績、(株)拓和からは水位観測機器の紹介、(株)長大からはバイオトイレ技術が紹介された。

ワークショップの様子 (2012年11月7日 IDI撮影)
 
4.まとめ

  閉会にあたりマブダファシ水・環境副大臣より、本ワークショップにおいて実り多い議論がされたことへの感謝やパートナーシップの強化について発言された。また菊川技監より、今後の二国間の関係の強化を深めていく旨発言があった。

 参考資料・URL   ■国土交通省 報道発表資料「第2回日・南アフリカ水資源ワークショップ」の結果概要について
http://www.mlit.go.jp/report/press/sogo07_hh_000221.html
 
  【文責:研究第二部 山口 正久】