一般社団法人国際建設技術協会
Infrastructure Development Institute-Japan
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第33回小沢海外功労賞受賞者第32回小沢海外功労賞受賞者小沢海外功労賞 (第31〜28回の受賞者)【個人の部】
      小沢海外功労賞 (第34回受賞者)【個人の部】


第34回「小沢海外功労賞」受賞者

 遠藤 信雄 氏 (株) パデコ 執行役員 運輸インフラ開発部長
1973年より42年にわたり海外の臨海地域開発・港湾に係るコンサルティング業務に携わる。 1984〜1991年、タイ国のレムチャバン港の設計・施工監理に従事。第1期計画で施主のタイ港湾公社から高い評価を得、続く第2期計画の設計・施工監理も受注した。レムチャバン港湾開発計画は、タイ国経済が成長軌道に乗るうえで必須なインフラであったことから、本邦外務省のODA50年史にその援助効果が高く評価されている。また、同氏は人材育成にも力を注ぎ、海外の港湾プロジェクトで活躍する多くのコンサルティングエンジニアを育成した。

 小宮 雅嗣 氏 八千代エンジニヤリング(株) 常務取締役 国際事業本部長
38年にわたり海外コンサルティング業務に携わる。2004年に発生したスマトラ島沖大地震の直後、「モルディブ国地方島津波災害緊急復旧・復興支援プロジェクト」に参加。本プロジェクトはその後のわが国の緊急復旧・復興支援プロジェクトのモデルとなっている。これ以降、同氏は復旧・復興支援を自身のライフテーマと定め、多くのプロジェクトに従事している。 同氏はまた、数多くの無償資金協力調査に携わる。これらの知見を活かすべく、海外コンサルティング企業協会の無償資金協力分科会の委員長として制度改善に貢献している。

 武田 治男 氏 (株)オリエンタルコンサルタンツグローバル 道路技術部 プロジェクト担当部長
40年にわたる豊富な海外経験をもとに多くの道路建設プロジェクトを成功に導く。また、各国で多くのエンジニアを育てた実績を持つ。 スリランカ初の高速道路の設計では、施工性と経済性に優れた軟弱地盤工法を提案した。2013〜2014年に従事したフィリピン国中部ルソン高速道路では、東日本大震災の経験をもとに同国初の液状化対策を実施、同国の多くのエンジニアがこの技術に興味を寄せた。同氏はまた、アフリカにおいて入札図書と技術仕様書の作成に貢献している。

        
 中川 誠氏 日本工営(株) コンサルタント海外事業本部 参与(執行役員待遇)技師長
1972年の入社以来43年間、水資源開発・水力発電分野の調査・計画・設計・施工監理業務に従事、海外における国土開発に協力してきた。 ベトナム国ダイニン水力発電所の建設工事では、代替案の提案により計画通りの期間で工事を終了させた。同国政府は業務を通じての技術移転、同国初のTBM工法によるトンネル工事の成功に係る中川氏の貢献を高く評価している。 ケニア国サンゴロ水力発電所の建設工事では、発電公社の職員や請負者(中国の施工会社)に対する施工監理技術の移転、プロジェクトマネジメントの人材育成に大きく貢献した。

      小沢海外功労賞 (第34回受賞者)【法人の部】

第34回「小沢海外功労賞」法人の部 受賞者

 大日本コンサルタント(株)   代表取締役社長 高 久  晃氏
 1974年に海外担当部署を設置して以来、約40年にわたり海外の建設コンサルティング業務に参画。アジア、中米、アフリカへと活動範囲を広げ、主に橋梁分野の案件形成調査、詳細設計、施工監理、人材育成プロジェクト等を実施しており、途上国の社会基盤整備、地域の生活環境改善、経済発展に寄与、人材育成においても地道な貢献を積み重ねている。 ベトナム国ハノイ市に円借款で建設されたニャッタン橋は、同社が案件形成調査を経て詳細設計、施工監理を担当。アジア最長の全長1,500m、6径間連続斜張橋であり、5本のタワーを有する美しい橋梁美は日本とベトナムの友好の記念碑として、両国政府のみならずハノイ市民からも高く評価された。また、主塔基礎にわが国独自の橋梁基礎工法である鋼管矢板井筒基礎を採用しており、本橋の施工を通して、ベトナム国の橋梁建設技術の向上に大きく貢献、また、わが国の橋梁建設技術の高さと信頼性をアジア諸国に広く認識させるものである。

 (株) 安藤・間   代表取締役社長 野 村 俊 明氏
 ネパール国シンズリ道路建設事業は、首都カトマンズへの代替ルートを建設するもので、インド国境からの安定した輸送ルートの確保、輸送距離の短縮による経済効果、中部山岳地帯の社会経済開発の促進を目的に、1996年に工事が開始された。わが国がこれまで実施した道路インフラの無償資金協力事業としては過去最大のプロジェクトである。 (株)安藤・間は、着工当初から19年の歳月をかけ、過酷な自然条件のなか、160kmに及ぶ山岳道路建設に従事し、2015年3月、全線が開通した。シンズリ道路は標高差が1,000mにも及び、亜熱帯地方特有の豪雨を伴う気候環境と脆弱な地質環境、急峻な山地を通過ルートとする、自然条件が極めて厳しい山岳道路建設事業である。同社はネパールでの長年の工事経験を活かし、さまざまな技術課題を克服、安全・品質・工程を確保するとともに、工事を通じ、現地への技術指導・技術移転も推進し、ネパール国政府からも高い評価を得ている。

小沢海外功労賞一覧(PDF)