一般社団法人国際建設技術協会
Infrastructure Development Institute-Japan
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      協 会 活 動

2012.12.13
JICA筑波「気候変動への適応」研修実施支援

  2012年9月30日から4週間にわたりJICA筑波「気候変動への適応」研修が実施され、当協会はその実施支援を行いました。本研修は3年間継続して実施される研修であり、気候変動への適応策に関する政策の策定および既存の政策の改善を目標として行われます。本年度は2年目となり、コロンビア、ドミニカ、エチオピア、ホンジュラス、モーリタニア、モンゴル、サモア、タイおよびチュニジアから12名の研修員が参加しました。  研修の前半は講義形式で行われ、環境省、外務省、国土交通省、国連大学、東北大学、茨城大学、森林総合研究所等から講師を招聘し、日本および海外諸国における気候変動の影響とそれに対する取り組みを紹介していただきました。
 研修の後半では鳥取大学乾燥地研究センター、豊岡河川国道事務所、六甲砂防事務所、木津川ダム総合管理所を視察しました。豊岡河川国道事務所では、円山川のハード・ソフト面での様々な洪水対策が導入されていること、また、木津川ダム総合管理所ではダムの連携操作など、既存施設の効果的な運用について理解を深めました。さらに、気候変動問題においては、適応策だけではなく、緩和策も重要であることから、自然エネルギー活用技術としてバイオマスパワー勝田、日立製作所(風力・太陽光発電)を訪問し、日本の最新技術を学びました。視察内容は講義と連携しており、様々な適応策を見ることができたことから、研修員の満足度は非常に高いものとなりました。
 なお、本研修ではこれまでの研修との連携や情報共有を通じて研修効果の向上を図る観点から、昨年のチュニジア国研修員とのビデオ会議も行われました。ビデオ会議ではアクションプランを実施していく上での課題とそれをどのように乗り越えたかが報告、討議されました。
木津川ダム総合管理所視察

 全体として研修の評価は非常に高く、研修員は気候変動への適応に係る日本の政策方針、活用技術、取組み事例等を十分に理解したと考えられます。各研修員においては、帰国後本研修で作成したアクションプランを所属組織の中で共有、検討そして実施に移すことが期待されます。
六甲砂防事務所視察 閉 講 式